自由研究100均一で作るアリの観察キット!捕まえ方や飼い方は?
2017/05/12
夏休みも後半。
こどもの自由研究は、簡単で短時間で、しかも低価格でおさえたい。
そんな家族にオススメしたいのが、アリの観察です。
道具も全部100均で揃います。
「自由研究するから、カブトムシキット買って!」
そんな会話が聴こえてきそうな夏休み。
昔と違って、今や虫は捕ってくるものではなく買ってくるものとなりましたね。
さて、本題です。
自由研究 アリの観察(かんさつ)
実はアリの観察は、キットも売られるほど人気が戻りつつあります。
市販のアリ観察キットは色のついたゼリーの中で観察する物もあります。
が、以外と金額がかかります。
そこで今回は、100均一でできるアリの観察キットの作り方のご紹介です。
■アリの観察、100均一で用意するもの
・タッパー:捕まえたアリを一時入れておくもの。
100円ショップで4個100円の小さいものでOK
・アリを飼うためのケース
:パスタを入れる瓶や深めのタッパー(幅が薄い物で透明がいい)
:虫かご(ふたの穴から逃げられるので、ふたにガーゼを貼ります。)
・えさ:虫用ゼリー
・黒い紙または布
・きりふき
■自宅庭や公園にて採取するもの
・アリ(黒いアリ)
・土
アリの観察の準備(じゅんび)
1、アリをかうケースの準備
・ケースに土を入れます。
深めのタッパー上部に、食用油を薄く塗ります。
アリが上れないため、逃げられにくくなります。
ケースに入れる土は少し湿っている方が、アリがトンネルを掘りやすくなります。
・ケースの周囲を黒い紙か布で囲みます。
アリが生活するのは地下なので、同じように暗くしてあげるためです。
観察するときは、紙(布)をめくり、中を見るので
観察する場所は、開けやすいようにしておきます。
2、アリを入れます。
・アリは1匹ではなく5〜8匹がいいです。
・アリは共同作業をする虫なので、その様子も観察できます。
必ず同じ巣からつかまえてきたアリを入れます。
違う巣のアリを一緒に入れるとケンカになります。
女王アリがいないと、巣は発展しませんが、
女王アリの捕まえ方は、高度なので
夏休みの宿題なら、働きアリだけで良いかと思います。
これでアリの巣の観察キットの出来上がりです。
1日目から作業を開始し始めますので、様子を写真や絵に書いて観察日記をつけます。
3日もするとアリの巣ができます。
アリの捕まえ方
●同じ巣のアリを間違いなく選ぶには。。。
行列をを作っているアリをまとめて捕まえるか、
巣穴を探して、そこから出てくるアリだけを捕まえます。
●タッパーを利用したわなを作ります。
タッパーの中にエサを置き、
アリが行列をつくっている場所や、巣の近くに置きます。
しばらくすると、中にアリがたくさん入ります。
砂糖水に浸した脱脂綿に糸をくくりつけて、ワナに置きます。
しばらくすると、脱脂綿にアリがくるので、糸のはしを持って
そのままケースに入れると楽ですよ。
これも観察記録に書くと観察の工夫になります。
アリの飼い方の注意
1、アリはとっても弱い生き物です。
観察するだけにして、アリは触らないようにしましょう。
2、エサ
巣が汚れないよう、直接土に置かないようにしましょう。
アルミ箔で小さい器を作っていれましょう。
また、固形のエサは巣の中に運ばれてしまいますので、
食べ残しが出ないようにたくさんは入れないようにしましょう。
3、移動はゆっくり
ケースを動かすときは、振動を与えないようにしてください。
巣を作っている途中で動かすとパニックになって、やめてしまうかもしれません。
4、観察の注意
観察するとき、急に紙をめくって明るくしないでください。
地下の生き物ですから、急な光は嫌いです。
■自由研究、観察のポイント
・どんな役割のアリがいるの?
・巣の中でアリは何をしているの?
・1日にどれくらい穴を掘るの?
などなど、疑問に思ったことを調べてみましょう。
観察が終わったら
観察日記と一緒に、アリの観察キットを学校へ持って行く場合。
このとき移動に細心の注意を。
振り回さず、倒さず。
観察が終わったら、アリは必ず元の場所に戻してあげましょう。
アリはテリトリーとコロニーを持って生きている虫です。
元の場所以外に放すと、元々そこにいたアリとケンカになったり
生態系を壊す恐れがあります。
まとめ
アリを観察するケースですが、1.5ℓのペットボトルでもOKです。
ただ100円ではおさまらないけど(^^;)
ペットボトルがあるならその方が安上がりですね。
自由研究、毎年たいへんだった記憶があります。
筆者の住む茨城県は、夏の虫の宝庫なので
以前ほど捕れませんが、まだカブトムシが山林に行けば捕れるのでありがたいですね。
やろうと思えば、夜に強いライトを付けておけば1匹ぐらいは飛んできます(^^)
なので筆者の子どもは、自由研究はいつも虫の観察となるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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